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FUJIFILM X100Vを2年使ったレビュー|家族の作例とX100Fとの違い

FUJIFILM X100Vの実機写真


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FUJIFILM X100Vを2年使って感じたのは、家族の日常を撮るために持ち出しやすいカメラだということ。ぼくはほぼ家族ばかり撮っていますが、小さなボディと好きな色の組み合わせに、買ってよかったと思っています。

一方で、レンズを交換したい人や、手ブレ補正を頼りに動画を撮りたい人には制約があります。X100Fの柔らかな描写が好きなら、写真の好みも分かれるところです。

X100Vが向いているのは、こんな人です。

  • 大きなカメラを持ち歩く負担を減らしたい
  • リビングや外出先で子どもをさっと撮りたい
  • 現像に時間をかけず、好みの色で日常を残したい
  • レンズとボディが一体になったクラシカルなデザインを楽しみたい

選ぶ前に確認したい制約は、レンズ交換と手ブレ補正です。 レンズを替えて撮り分けたい場合は、FUJIFILM X100VとX-E4の使い心地の比較も参考にしてください。

ここからは、家族の作例とX100Fとの比較写真を見ながら、使ってよかった点と苦手な場面を紹介します。レビュー動画は約5分で見られます。

FUJIFILM X100Vの基本情報

機種FUJIFILM X100V
センサーAPS-C(X-Trans CMOS 4)
レンズ固定式23mm F2(35mm判換算:約35mm相当)
撮影時の重さ約478g(バッテリー・メモリーカード含む)
モニター3.0型チルト式タッチパネル
ファインダー光学式/電子式を切り替え可能

レンズを交換せず、この1台で撮るカメラです。ぼくのように家族との時間を写真に残したい使い方では、このまとまりのよさが魅力でした。

基本仕様はFUJIFILMの使用説明書で確認できます。防塵・防滴には、別売のアダプターリングAR-X100とプロテクトフィルターPRF-49の両方が必要です(FUJIFILMの発売発表)。

FUJIFILM X100Vの家族作例

X100V 作例

子どもと過ごす時間に撮った写真を中心に載せます。家の中でも外でも、日常の表情を残してきました。

X100V 作例
X100V 作例
X100V 作例
X100V 作例
X100V 作例
X100V 作例
X100V 作例

特別な撮影に出かけた日の写真ばかりではありません。こういう日常を残せるところが、ぼくにとってX100Vのいちばん好きなところです。

X100Fより暗所や子どもに合わせやすい

X100V 作例

X100Fと比べて、AFの違いは家族を撮るときにも感じました。

体感では速さそのものより、少し暗い場所での精度や、動いている息子にピントを合わせやすくなったことが大きいです。レビュー動画の0:45から、X100FとX100VのAFを比較しています。

X100Fとの描写の違いを作例で比較

新型レンズの特徴
  • オールドレンズ感のあるふわっとした写りではなくなった
  • 開放F2でもやっとせずなかなかの解像感

上の比較は左がX100F、右がX100Vです。X100Vのほうが文字や模様がくっきり見え、コントラストも少し高く感じます。

どちらも同条件のクラシッククローム(カスタマイズなし)ですが、結構色味が変わっています。

被写体だけではなく、背景も結構違うように感じるのですが、X100Vはきちんとボケているけど立体感があるような印象です。

この比較では、開放や逆光でのくっきりした写りがX100Vの強みでした。

ただ、くっきり写ることと、好きな写りかどうかは別の話。X100Fのふわっとした描写にも惹かれます。

X100Vのレンズには満足していますが、X100Fを手放せない理由も残りました。やっぱりX100Fのレンズも好きだなーと。

顔認証OFFとシングルスポットを選んだ理由

顔認証が少し使えるようになったけど...
顔認証が少し使えるようになったけど...

ぼくが子どもを撮ったときは、顔認証をONにすると横を向いた場面でピントが迷うことがありました。そこで気に入って使っていたのが、顔認証OFF+シングルスポットです。

顔や瞳に任せきりにするより、自分で合わせたい位置を決めるほうが、ぼくの撮り方には合っていました。AFがよくなったと感じても、どんな場面でも任せられるわけではないんですよね。

クラシックネガとエテルナ、いつもの色

クラシックネガ
クラシックネガ
エテルナ(カメラ内でカスタマイズしています)
エテルナ(カメラ内でカスタマイズしています)

上の写真はクラシックネガと、カメラ内でカスタマイズしたエテルナの作例です。

X100Fを使っていたころから待っていた、この2つの色をX100Vで使えるのもうれしかったところ。

  • ClassicNeg(クラシックネガ)
  • ETERNA(エテルナ)

それでも、なんだかんだで頻繁に使っているのはクラシッククローム。選べる色が増えても、好きな色に戻ってくることが多いです。

クラシッククローム
クラシッククローム

色の違いはクラシッククロームの4つのカスタム設定比較へ。子どもを撮るときの細かな操作や登録方法は、X100Vのカスタム設定と便利機能にまとめています。

FUJIFILM X100Vの動画作例

X100Vの動画の作例

X100Fからの変化で気に入っているのは、動画のAF-Cや顔認証が使いやすくなったと感じたこと。

結構頻繁に動画も撮るようになりました。

子どもとの日常を短く撮ってつなぐ使い方では、X100Vの動画も楽しめています。

ぼくが撮りたいのは、子どもの姿を雰囲気よく残す動画です。その用途では出番がありますが、手持ちで長く撮るときには気になる点もあります。

X100Vの動画の強みは写真で使っているフィルムシミュレーションを動画にも適用できることです。

使いにくさを感じるのは、手ブレ補正がないこと。短いカットをつないでVlogにしているぼくでも、撮り方には気を使います。

長いカットや、動きを付けた物撮りでは、ジンバルも検討する余地があります。ただ、ぼく自身は短い動画をつなぐ使い方なので、そこまで必要とは感じていません。

ハイスピード撮影(スローモーション)も、日常の動画に変化を付けたいときに使えます。下の動画も作例としてご覧ください。

三脚にセットして撮るブツ撮り動画ではX100Vもかなり役立っています。

X-T4をメインとして物撮り動画を撮っていますが、2台体制で撮れることや、色味を合わせられることはかなり便利です。

X100Vの動画の作例

被写体がたくさんあるとピント位置を迷ってしまうときもありますが、そんなときは先にピントを合わせてMFに切り替えています。

FUJIFILMのデザインを楽しむ

変わらずかっこいいデザインのX100シリーズ

使い続けるうえでも、クラシカルな見た目は気に入っているところです。

友人にも「これ昔のカメラ?」と聞かれたことがあるほど現代のほかのカメラに比べると味のあるデザインなんだと思います。

どこかひとつのパーツというより、全体のバランスや質感が好きなんですよね。購入直後に感じた手触りや家族の反応は、購入直後の開封と第一印象に残しています。

変わらずかっこいいデザインのX100シリーズ
変わらずかっこいいデザインのX100シリーズ
変わらずかっこいいデザインのX100シリーズ
変わらずかっこいいデザインのX100シリーズ
変わらずかっこいいデザインのX100シリーズ
変わらずかっこいいデザインのX100シリーズ

ひとつだけちょっと悔やんでいるのは、やっぱりX100Vはブラックにしておけばよかったなと思うときはたまにあります。

シルバーが先に発売されたので、ついつい飛びついてしまいましたがやっぱりブラックほしいなあっと。

物理ボタンやダイヤルの多さが特徴的

物理ボタンやダイヤルの多さが特徴的

FUJIFILMのカメラらしい、上部のダイヤルや物理ボタンも魅力です。ただ、初めて使う人には慣れが必要な操作だと思います。

ほかのメーカーの操作に慣れていると、使いにくく感じることもあるはず。見た目の好みと、操作が手になじむかは分けて考えたいところです。

FUJIFILM X100Vの操作感

X100Vの操作性は?機能の進化について

家族を撮るときに特に役立ったのが、低い位置で画面を見られるチルトモニターです。ISOダイヤルやタッチ操作も、実際の撮り方に関わる部分でした。

チルトで子どもの目線に下がれる

子どもを低い位置から撮るためにはチルトモニター

ファインダーを中心に撮る人には、チルトを使わない場面もあると思います。ぼくは子どもの目線までカメラを下げるときに助かっています。

チルトがあると子どもを撮るときはかなり便利で、低い位置で子どもの顔とモニターを交互に見ながら撮ることができるんですよね。

集中しすぎないですみますし、寝転んだりしないですむのでとても楽です。

モニターを収納すると背面がフラットになるのも好みです。使うときには角度を変えられて、しまうとすっきりする。

ISOダイヤルを持ち上げたまま固定できる

ISOダイヤルの操作性が向上
ISOダイヤルの操作性が向上

ISOダイヤルはX100Fの場合ダイヤルの外側を上にあげてもずっと持っておかなければならなかったんですよね。

それがカチッと固定できるようになったので操作しやすくなりました。

十字キーの代わりにタッチ操作を使う

タッチ操作、タッチシャッター

X100Vでは背面のD-Pad(十字キー)がなくなり、上下左右のフリックに機能を割り当てられます。タッチシャッターやタッチAFも使えるので、操作の仕方がX100Fとは変わりました。

タッチ操作が好みでなければOFFにもできます。

ちなみに、タッチAFをONにすると、ファインダーをのぞきながら鼻でピント位置を変えられたこともありました。ちょっとした小ネタですが、画面に触れる位置は意識したいですね。

購入直後には、チルトを引き出しにくいこと、Bluetoothでスマホにつながらなかったこと、プレビュー操作への戸惑いも記録していました。詳しくは購入直後の開封と第一印象に残しています。

これらは購入直後のぼくの環境での記録です。2年間続いた不具合や、現在のすべての個体の状態を示すものではありません。

USB-Cの給電と充電は分けて考える

USB-C端子を追加、USB給電も可能

端子がUSB-Cになったのは、ケーブルをまとめたいときにうれしい変更です。

USB給電設定をONにすると、対応する接続機器から電力を受けてバッテリーの消費を抑えられます。バッテリーを充電するのはカメラの電源がOFFのときで、「撮影しながら充電」とは区別が必要です。

給電できる機器や設定の条件は、FUJIFILM使用説明書のUSB給電設定をご確認ください。

購入当時の価格と、使って感じた価値

16万という価格は適正か

購入当時、約16万円という価格は正直少し高めに感じました。コンパクトなカメラとしては手を出しにくい金額でしたが、買ったことは悔やんでいません。

当時の原稿では、価格.comの初値をX100Fは約139,000円、X100Vは約163,000円と記録していました。これは購入当時の判断を振り返るための数字で、現在の販売価格や相場ではありません。

16万という価格は適正か
奥さんも良く撮ってくれるので最高

X-T4も持っていますが、カメラを使うのはほとんど子どもと出かけるとき。外に持ち出すメインはX100Vで、奥さんもよく撮ってくれます。

家族を撮る道具として選ぶ

2年使って、X100Vには家族と出かけるときに持ち出したくなるよさがありました。低い位置から子どもを撮れるチルトや、写真と動画で好きな色を使えることは、ぼくの使い方に合っています。

レンズ交換や手ブレ補正が必要なら、そこは選ぶ前に確認したいところ。X100Fの柔らかい描写が好きな人も、上の比較写真を見て、好みに近いほうを選んでみてください。

ほかのFUJIFILMも含めて検討したい方は、FUJIFILMカメラの選び方で、レンズ一体型と交換式の違いから比べられます。

X100Vの大きさや操作を購入前に確かめたい方は、X100Vのレンタル先と利用条件も確認できます。

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