OM-5 Mark IIと14-150mm IIで、家の犬猫をもう少しきれいに残したい。そんなときは、いつもの位置でどこまで写るかを先に試しましょう。今のキットを続ける条件と、初代17mm・25mm F1.8を一本試す条件を整理します。
14-150mmで全身と顔の距離を先に試す
- 犬猫の目線に近い低い位置から、いつもの立ち位置で撮る
- ズームを17mm付近と25mm付近にして、全身・顔・周りの家具がどこまで入るかを見る
- その場から一歩下がれるか、壁や家具で下がれないかも確かめる
同じ位置・同じ焦点距離なら、単焦点に替えても写る範囲はほぼ変わりません。単焦点にしたからといって急に大きく写るわけではないので、画角はキットで先に決められます。撮った画像の情報で焦点距離を確かめると、どちらに近いか判断しやすくなります。
17mm付近でも全身が入らず、部屋でそれ以上下がれないなら、14mm側まで使えるキットのままが向いています。今回は単焦点を見送りましょう。最短撮影距離は「そこまで寄れる」という距離で、全身が入る距離ではありません。
写りの失敗を3つに分けて確かめる

眠っているときと、歩いたり遊んだりしているときは分けて見ます。見た目だけでは原因を一つに決められない写りもあります。光・位置・シャッター速度/ISO/絞り・AFは一度に変えず、一つずつ試すと、どれが効いたのかを追えます。
手の揺れには構え方と手ぶれ補正、被写体ブレにはシャッター速度、ピント外れにはAFの合わせ方が効きます。明るいレンズが役に立つのは、主に被写体ブレを止める速さが足りない場面です。
明るい一本を比べるのはこの条件のとき
- キットで試して、17mmか25mmの画角が部屋に合っている
- 窓側に移る、明るい時間に撮るなど、位置と光の工夫を先に試した
- それでも、動きを止めるのに必要なシャッター速度と、許せる範囲のISOノイズを両立できない
ISOを上げれば速いシャッターを使えますが、そのぶんノイズが増えます。どこまで許せるかは、撮った画像を見て自分で決めるところです。また、開放F1.8がいつも正解とは限りません。近い距離ではピントの合う範囲が浅くなり、目に合っていても鼻先や耳がぼけることがあります。手ぶれ補正・明るさ・AFは、それぞれ別の問題として考えましょう。
反対に、光や位置の工夫でキットで足りた場合、ズームで画角をよく変えたい場合、候補の焦点距離では全身が入らない場合は、追加しなくて大丈夫です。
家での撮る位置から候補を一本選ぶ

下の重さはどちらも初代モデルの公式値で、フード・キャップを除いた重量です。
17mm F1.8(初代):周りまで残したい部屋に
- 35mm判換算34mm相当
- 120g(フード・キャップ除く)、最短撮影距離0.25m
- キットの17mm付近が部屋に合っていて、明るさが足りないときの候補
寝床や家具も一緒に写したいときに向いています。数値は公式の仕様ページのものです。ここで選ぶのは初代です。借りる際も、型番にIIが付いていないことを確かめてください。
25mm F1.8(初代):顔や上半身に寄せたい部屋に
- 35mm判換算50mm相当
- 137g(フード・キャップ除く)、最短撮影距離0.25m
- キットの25mm付近が部屋に合っていて、顔や上半身を大きく写したいときの候補
数値は公式の仕様ページのもので、IIの数値とは別物です。0.25mまで寄れても、全身が入るのはもっと離れた位置になります。後ろに下がる余裕があるかを、キットで試して確かめてから選びましょう。

自分のボディのAFと手ぶれ補正を確かめる
⚙︎ 犬猫に合わせる順番
OM-5 Mark IIの顔・瞳検出は人物用で、C-AFで人物以外を撮るときはOffが推奨されています。AFターゲットをシングルにし、目の近くに枠を置いて半押し。静止はS-AF、歩くときはC-AFで試します。C-AFは半押し中に合わせ続けますが、目への合焦は保証されません。手元のFWに合う静止画の説明書を確認し、撮影後のピントも見ましょう。
手ぶれ補正が抑えるのはカメラの揺れ。犬猫自身の動きには、必要なシャッター速度を確保します。眠っているときと歩くときを分け、明るい位置・速度・ISOを一つずつ試してください。人の瞳検出や、他のOMボディの動物認識を同じ機能として扱わないことも大切です。
キットを続けるか、候補を一本借りて比べるか

- キットを続ける:光や位置の工夫で足りた/ズームで画角をよく変える/候補では全身が入らない
- 候補を一本借りて比べる:画角は合うのに、光と位置を試しても速さと画質を両立できない
- 比べるのは、画角・持ちやすさ・ピント・写り
比べるときは、同じ部屋・似た光の下で、犬猫が同じような姿勢や動きをしているときにキットと候補で撮ります。犬猫に同じ動きをさせようとせず、追い回したり無理に抱えたりもしないでください。自然にその姿勢になるのを待ちましょう。購入の前に、候補を一本だけ借りて試すこともできます。
光・速度・画角を確かめてもピントの問題が残るなら、まず認識枠の位置、AFの動き、ファームウェアを見直します。それでも解決しないときだけ、OM SYSTEMのカメラ選びを参考にボディの比較試用を考えましょう。屋外を走る犬は、距離も速さも必要な画角も違います。ここで選んだ一本や設定を、そのまま当てはめないでください。
別の用途でもレンズを選びたいときに
- 街歩きや日常の一本:M.ZUIKOの単焦点比較
- 画角をズームで変えたい:OM SYSTEMの標準ズーム比較
この記事で紹介した機材
OM SYSTEM M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II
レンタル料金・条件を見るOM SYSTEM(OLYMPUS) M.ZUIKO DIGITAL 17mm F1.8
レンタル料金・条件を見るOM SYSTEM(OLYMPUS) M.ZUIKO DIGITAL 25mm F1.8
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