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LUMIX G99M2の登山レンズ|12-60mm一本か望遠を足すか

日帰りの山歩きでカメラを構える人のイメージ


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G99M2とLUMIX G VARIO12-60mm F3.5-5.6(H-FS12060)で日帰りの山へ行くなら、今の一本で欲しい構図と写りが得られるかから考えましょう。対象は、日中に歩くのが中心で、立ち止まって景色や同行者、少し離れた景色を写真に残す使い方。使うのはF3.5-5.6の12-60mm。LEICAのF2.8-4とは別のレンズです。

まず確認:12-60mmのままで足りる条件

  • 12mm(24mm相当)で、残したい景色の左右が入る
  • 60mm(120mm相当)で、同行者や少し離れた景色を必要な大きさで写せる
  • 撮った写真を拡大して確認しても、ブレやピント位置に問題がない

出発前に、近所の景色や家の窓から見える遠くの建物などを両端の焦点距離で撮ってみてください。背面モニターで全体を見るだけでなく、拡大して細部まで確認するのがポイントです。3つとも問題なければ、今の一本を使い続けるのが自然な判断。足りない点があれば、それが広角側なのか望遠側なのかを次の節で切り分けます。

続ける・一本で置き換える・望遠を足す、の3案

12-60mm継続、14-140mm IIへの置き換え、45-150mm追加の3案を、装着するレンズと携行するもう一本、写せる範囲の違いを示す概念図

足りないのが望遠側だけなら、以下の2候補が役立つ可能性があります。逆に12mmでも広さが足りない場合は、どちらの候補でも解決しません。14-140mm IIは広角端が狭くなりますし、45-150mmは望遠専用のレンズだからです。

14-140mm IIに一本で置き換える

  • 28–280mm相当。交換なしで望遠側を伸ばせる
  • 広角端は24mm相当から28mm相当へ狭くなる

LUMIX G VARIO14-140mm F3.5-5.6 II(H-FSA14140)は、道中のレンズ交換を減らしたい人向けの選択肢です。望遠側は120mm相当から280mm相当まで広がります。

注意したいのは広角側です。12mmで撮った景色がすでにぎりぎりだった場合、14mmにすると入りきらなくなります。今の12-60mmを14mmに合わせて撮ってみると、置き換えたときの画角を事前に確かめられます。

45-150mmを追加して二本にする

  • 24–120mm相当と90–300mm相当の二本立て。24mm相当はそのまま残る
  • 90–120mm相当は二本で重なる
  • レンズ交換の手間と、外した一本をしまう場所が必要

LUMIX G VARIO45-150mm F4.0-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.(H-FS45150)は、広角側を残したまま望遠を足したい人に向いた案です。重なる範囲があるので、望遠の場面が来るまでは12-60mmを付けておく、という使い分けがしやすくなります。

その代わり、交換のたびに立ち止まって荷物を開けることになります。外したレンズの収納場所と取り出しやすさは、次の節で確かめておきましょう。

公称質量で一式を比べる

  • 12-60mmを継続:530g+210g=740g(24–120mm相当)
  • 14-140mm IIに置き換え:530g+265g=795g(28–280mm相当)
  • 45-150mmを追加:ボディ530g、12-60mm 210g、45-150mm 約200g(24–120mm+90–300mm相当)。付属品の含有条件は下記参照

G99M2の公式仕様では530gがバッテリーとカードを含む値です。12-60mmと14-140mm IIはどちらも前後キャップとフードを除いた値なので、740gと795gは同じ条件で比べられます。ただし、どちらもキャップ類を含まない値です。また、55gの差と引き換えに、広角端と望遠端の両方が変わる点も合わせて見てください。

一方、45-150mmの国内公式仕様は約200gで、何を含む値なのかの注記がありません。二本の構成を740gや795gと厳密に比べるときは、付属品の状態をそろえる必要があります。実際に持ち歩くときは、キャップ、フード、ストラップ、予備バッテリー、カメラバッグも加わります。候補ごとに同じ状態で、自分の一式を量ってみるのが確実です。

出発前に、いつもの荷物で確かめる

12mmと60mmで試し撮り、普段の山行荷物で収納と取り出しを確認、足りれば継続・不足があれば合う候補を一本試す、という出発前の確認手順

試し撮りでは、構図だけでなく拡大した写真も確認します。そのうえで、普段の山行で使うザックやバッグにカメラを入れ、立ち止まってすぐ取り出せるか、二本構成なら外したレンズをどこにしまうかまで試してください。候補を試すときは、足りなかった点に合う一本に絞るのがおすすめです。

⚙︎ 出発前に確かめること

  • 補正:実際の型番で動作表とファームウェアを確認し、撮影メニューの手ブレ補正を試す。
  • 収納:二本持つなら、交換できる場所と使わない一本のしまい先も確保する。
  • 天候:カバー類を閉じ、雨なら濡れない場所へ収納。雨の中でレンズ交換をしない。

G99M2の公式動作表では、12-60mm(H-FS12060)と14-140mm II(H-FSA14140)はDual I.S.2、45-150mm(H-FS45150)は初代Dual I.S.です。12-60mmと45-150mmには、最新レンズファームウェアで利用できる脚注があります。45-150mmはVer.1.2で対応。補正はカメラの揺れを抑えるもので、動く同行者のブレはシャッター速度で対処します。

G99M2の防塵防滴は、同社の対応レンズを装着し、ホットシューカバーや端子・接点のカバー類を閉じた状態が前提です。12-60mmと14-140mm IIは対応しますが、侵入を完全に防ぐものではありません。45-150mmにも同じ性能を推測せず、一式を雨にさらしてよいとは考えないでください。外したレンズの接合部も別です。

今回は増やさない、という判断もある

出発前の家で、カメラを開いたバッグへ収める人のイメージ
  • 3つの条件を満たす → 12-60mmを続ける
  • 望遠が足りず、交換も減らしたい → 14-140mm IIに置き換える
  • 24mm相当を残して望遠を足したい → 45-150mmを追加する
  • 12mmでも広さが足りない → 今回の2候補では解決しない

日中の日帰りが中心なら、明るい単焦点までまとめて足す必要はありません。増やすのは、試し撮りで見つかった不足に合う一本だけ。それも見つからなければ、今の一式のまま出かけるのが一番軽い選択です。

ボディや他社レンズとの組み合わせも見直すなら、目的に合う記事へ。

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