旅行の充電器は、持っていく端末の数だけ必要とは限りません。同時に充電したいか、順番で間に合うかで、減らせる道具が変わります。
iPhone 16とiPad第10世代、iPhone 16とSONY DSC-RX100M7の2例で考えてみます。どちらも持参する予定がある人向けの組み合わせです。
充電器は同時に使う台数で決める
⚙︎ ポーチに入れる前の3項目
夕食中に2台とも充電したいのか、宿で1台ずつ差し替えられるのか。まずは旅先での充電の仕方を決めると、手持ちの道具を選びやすくなります。宿のコンセントの数と位置も確認しておくと安心。
Appleは同時出力でまとめる

iPhone 16とiPad第10世代を同時に充電するなら、AppleのデュアルUSB-Cポート搭載35W電源アダプタ(MW2K3AM/A)と、両端末のUSB-Cケーブルを使う組み合わせがあります。充電器は1個、ケーブルは2本。
この組み合わせはApple公式の案内では各デバイスに最大17.5W。35Wを2台それぞれに出せるわけではなく、1台だけに給電を集中させるときは、もう片方をケーブルごと充電器から外します。
順番でよければ、iPad第10世代に付属する20W電源アダプタとUSB-Cケーブル1本を共用する案も。手元に付属品がそろっているなら、同時充電のためだけに買い足す前に、差し替えて使えるか考えてみてください。
同時に充電するときの出力が変わるため、iPhoneを単独で充電した場合の公称時間は、そのまま当てはめられません。出発まで余裕のある日に、実際の組み合わせと使える時間で試しておくと予定を立てやすくなります。
SONYは指定の充電器を残す

iPhone 16とDSC-RX100M7なら、スマホ側のUSB-C充電器・ケーブルに、カメラ側の指定付属品を加える充電器2個・ケーブル2本の構成にします。カメラは末尾にAの付かないDSC-RX100M7が対象です。
SONYの同型番の充電案内は、純正バッテリーと付属のACアダプター・マイクロUSBケーブルを指定しています。国内向けの付属ACがAC-UUD12の個体では、その組み合わせを残し、本体の電源を切って充電します。手元の型番・付属品との一致を確認してください。
ここはポート数だけでまとめないところ。多ポート充電器の空きがあっても、メーカーの個別指定を外す理由にはなりません。また、電源を入れてUSB給電で使っている間は、バッテリーへ充電されない点も覚えておきたい条件です。
Panasonicは入力表示を確認
海外では、電気の条件とプラグの形を分けて確認します。変換プラグは形を合わせる道具で、入力電圧を変えるものではありません。
AppleのUSB電源アダプタは100-240V・50-60Hzの電源に対応。DSC-RX100M7のAC-UUD12の仕様も入力100-240V・50-60Hzですが、手元の表示を照合したうえで、訪問先の形状や接地などの条件も確認します。入力対応だけで、どの国でもそのまま差せるとはいえません。
一方、ヘアードライヤーPanasonic EH-NA0Jは、取扱説明書で交流100V・日本国内専用とされています。この製品は海外で使う荷物から外し、宿の備品を確認する方へ。USB充電器が対応していても、家電まで同じ条件にはなりません。
予備電池は運航会社で確認する
飛行機に乗るときは、電池をこの3つに分け、型番・容量(Wh)・個数を手元に用意して、実際に乗る便の運航会社の最新案内を確認してください。カメラの予備電池とモバイルバッテリーを同じ扱いにしないのが出発点です。
たとえばJAL国内線の制限品案内では、モバイルバッテリーの預け入れや機内での充電・給電にも条件があります。予備を何個持つかは、持ち込める範囲と旅行中に必要な量を分けて考え、機内で充電できることを前提にしない準備を。
手持ちの充電器から荷物を決める

充電器を1個にすることより、持参する機器を予定どおり使えること。まずは手持ちの道具を机に出して、残すものと外すものを決めてみてください。
