SONY APS-Cを旅行用に選ぶとき、本体がいちばん軽い機種が正解とは限りません。
真夏の屋外でファインダーが必要なのか、歩きながら動画を撮るのか、レンズを1本で済ませるのか。そこまで決めると、持っていく1台はかなり絞れます。
この記事では、SONY α6700、ZV-E10 II、α6400を、旅行中の撮り方と荷物から比べます。
SONY APS-Cの機種全体を比べたい人は、先にSONY APS-Cボディの総合比較を確認してください。
SONY APS-C旅行の3候補

性能順に並べるのではなく、旅で何を撮るかが決まる順に見ていくのが近道です。
SONY APS-C旅行の選び方
写真と動画の比率を決める
写真と動画を同じくらい残したいなら、ボディ内手ぶれ補正とファインダーを備えたα6700が考えやすい候補です。
自分を画面に入れる動画が主役なら、Vlog向けの操作系を持つZV-E10 IIのほうが迷いにくい。
写真中心で、屋外でファインダーを使いたいならα6400が残ります。
ファインダーの有無を決める
日差しの強い場所では、背面モニターよりファインダーのほうが構図を確認しやすい場面があります。
屋外の風景や望遠撮影が多いならα6700かα6400、モニターを見ながら自撮りするならZV-E10 IIと分けられます。

レンズ込みの荷物で比べる
ボディの数十g差より、どのレンズを何本持つかのほうが荷物を大きく変えます。
移動の多い旅では、機能を追加するより、交換レンズを1本減らせるかを先に考えたほうが実用的です。
レンズ交換をせず荷物を小さくしたいなら、RX100M7・M6・M5Aの旅行向け比較へ。フルサイズも候補に入れて総重量を比べたいなら、α7C II・α7CRと旅行レンズの組み合わせを確認できます。

SONY APS-C旅行の比較
SONY α6700:写真と動画を1台で
α6700は、旅行で写真と動画を両方撮りたい人の基準になる機種です。
ファインダー、ボディ内手ぶれ補正、バリアングルモニターをひとつにまとめているため、朝の街歩きから夜の室内まで撮り方を変えやすい。
ただし、小さなレンズと組み合わせないと、せっかくのAPS-Cでも前が重くなります。
SONY ZV-E10 II:動画中心で軽く
ZV-E10 IIは、ファインダーを外し、動画を撮る流れに重心を置いたボディです。
一方で、屋外でファインダーをのぞいて写真を撮りたい人や、ボディ内手ぶれ補正を前提にレンズを選びたい人には合いません。
Vlogカメラをメーカー横断で比べたい場合は、Vlogカメラのおすすめ比較へ進んでください。
SONY α6400:写真中心で軽く
α6400は、写真を中心に撮るなら、古さだけで候補から外す必要はありません。
ファインダーを残しつつ、α6700よりシステムを軽く組みたい人に向いています。
ボディ内手ぶれ補正はないため、夜の街歩きが多い旅程では、補正のあるレンズか明るいレンズとの組み合わせまで考えます。
SONY APS-C旅行レンズ
旅行レンズは「何本持つか」より、「交換をどこまで減らすか」から決めると荷物がまとまります。

交換を減らすなら高倍率
建物から遠くの風景まで1本で撮りたい旅は、高倍率ズームを中心に組むとレンズ交換を減らせます。
焦点距離と重さの違いは、SONY Eマウント高倍率ズームの比較に分けています。
室内と街並みなら広角
広い風景だけでなく、後ろへ下がれない室内や狭い路地でも広角ズームが役立ちます。
APS-Cでどこまで広く撮るかは、SONY APS-C広角ズームの選び方を確認してください。
SONY APS-Cを旅で使うコツ

旅先で設定を細かく変え続けるより、「屋外の写真」と「室内・動画」の2パターンをすぐ呼び出せるようにしておくほうが撮り逃しを減らせます。
また、現地でレンズを多く交換する前提にすると、バッグも大きくなります。主力レンズを装着したまま収納できる構成から逆算してください。
SONY APS-C旅行のまとめ
旅行用のSONY APS-Cは、数十gの重さ順ではなく、写真と動画の比率、ファインダー、レンズ込みの荷物から決めます。
写真と動画を1台で残すならα6700、動画中心で軽く持つならZV-E10 II。この2台から考え始めると、必要な機能と荷物の妥協点が見えてきます。
写真中心でEVFを残しつつ、ボディを軽くしたい場合はα6400へ戻れば、選び方が複雑になりません。
