FUJIFILMの「X-E4」は、無駄を省いたミニマルなデザインが魅力のカメラです。
ぼく自身、このカメラに魅了されて2年以上愛用してきました。長期レビューから、合わせたいレンズ、使いやすくするカスタム設定までまとめます。
⚙︎ この記事でわかること
ぼくはGOOPASSでレンタルして手になじむかを確かめてから、購入しました。

- FUJIFILM X-E4を今選ぶか
- FUJIFILM X-E4の基本スペック
- ぼくがX-E4を選んだ理由と最初の感動
- FUJIFILM X-E4長期レビュー
- X-E4で実際に使ったAFレンズ
- X-E4で実際に使ったMFレンズ
- X-E4と一緒に揃えたいおすすめアクセサリー
- FUJIFILM X-E4のカスタム設定
- X-E4で撮影した作例ギャラリー
- 迷いやすい「X-E4」と「X100V」を徹底比較
- 上位機種(X-T4)を持っているぼくが、X-E4を買った理由
- 兄弟機? X-E4とX-Pro3の違いを比較
- Xシリーズの箱型(レンジファインダー風)カメラ比較まとめ
- X-E4を買って本当に良かったと感じるポイント
- あえて挙げる、X-E4のイマイチなポイント
- 中古X-E4を買う前の注意
FUJIFILM X-E4を今選ぶか
X-E4は販売終了モデルです。最新性能ではなく、薄さと軽さ、使ったときの感触に価値を感じるかで判断すると選びやすくなります。
FUJIFILM X-E4の基本スペック
| 製品名 | FUJIFILM X-E4 |
| メーカー | 富士フイルム |
| 種類 | ミラーレス一眼カメラ |
| 画素数/有効画素数 | 有効画素数 2610万画素 |
| 撮像素子 | APS-C, 23.5 x 15.6, CMOS, X-Trans CMOS 4 |
| 画像処理エンジン | X-Processor 4 |
| ISO感度 | [通常感度]ISO 160-12800, [拡張感度]ISO 80/100/125/25600/51200 |
| シャッタースピード | [メカシャッター]1/4000-30秒 [電子シャッター]1/32000-30秒 |
| 連続撮影 | 最高 8.0 コマ/秒 (電子シャッター時 20.0 コマ/秒) 低速 3.0 コマ/秒 |
| サイズ | 約121.3×72.9×32.7mm |
| 重さ (バッテリー、記録メディア含む) | 315g (364g) |
| モニター | 3.00インチ, 約162万ドット |
| モニター形式 | 3.0型 3:2アスペクト チルト式タッチパネル付き TFTカラー液晶モニター 約162万ドット |
ぼくがX-E4を選んだ理由と最初の感動

X-E2で合わなかった経験があったぶん、購入には慎重でした。ファーストインプレッションは、次の記事で詳しく書いています。
FUJIFILM X-E4長期レビュー
X-E4の主な特徴
洗練されたデザイン面

シリーズの中でもスタイリッシュで、この潔いデザインが多くのファンを惹きつけています。
シンプルさを追求した操作性

ストリートスナップを楽しむ方だけでなく、子どもを撮りたいパパやママにもおすすめしやすいカメラです。
上位機種に引けを取らない画質と写り

FUJIFILMは、価格やサイズが小さくなっても画質の根幹に差をつけません。この小さなボディで、上位機種と同じ世代の写りを楽しめます。
ノスタルジックな「クラシックネガ」や、映画のような「エテルナ」など、シャッターを切るだけで雰囲気のある写真に仕上がります。
日常の記録に十分な動画性能

それでも、家族の思い出や日常のちょっとしたVlogを残すには十分な性能です。
賛否両論? 尖ったこだわり

フルフラットなデザインのための割り切りです。これを「美しい」と許容できるかが、X-E4を好きになれるかの分かれ道かもしれません。
X-Eシリーズの進化と思想

スタイリッシュで、少し尖った思想を持つカメラに進化したと感じています。
誰にでも使いやすいのが「X-S10」や「X-Tシリーズ」だとすれば、「X-E4」や「X-Proシリーズ」は、FUJIFILMの遊び心と美学が詰まったシリーズです。
X-E4で実際に使ったAFレンズ
この章は、ぼくがX-E4で実際に使ったレンズの記録です。軽さ・画角・手ブレ補正から選ぶ方法は、X-E4おすすめレンズ6選に整理しています。
X-E4には小ぶりなレンズがよく似合い、持ち出すフットワークも軽くなります。個人的なイチオシは「XF18mmF2 R」です。
XF18mmF2 R:スナップの最強コンビ

X-E4を手に入れてから、このレンズの出番が劇的に増えました。X-E4がXF18mmF2 Rの良さを引き出してくれたと感じています。
コンパクトな見た目と実用的なAFスピードを両立できる組み合わせです。
同じく薄型の「XF27mmF2.8」も候補ですが、今回はぼくが愛用しているこちらを選びました。
XF35mmF2 R WR:最初に買うべき万能レンズ

先が少し細くなったクラシカルなデザインも、X-E4の雰囲気に合います。
「まずはこれ1本」として選ぶなら、特におすすめしたいレンズです。
»【作例あり】FUJIFILM XF35mm F2R WRレビュー|AFが速く子どもを楽に撮れます
XF35mmF1.4 R:魔法のようなボケ味を楽しむ

静かな場所での動画撮影なら、F2モデルの方が向いているかもしれません。
それでも、このレンズの写りを見ると、いずれ手を出したくなる魅力があります。
»XF35mmF1.4 R レビュー|柔らかい描写と立体感が魅力の“神レンズ”【作例あり】
XF23mmF1.4 R(旧型):少し大きめ、でも圧倒的な描写力

X-E4の小ささを活かすなら小型のF2モデルが定番ですが、写りを優先したい方にはこちらも候補です。
金属製の重厚なデザインも、X-E4に付けるとメカニカルでかっこいいんです。
XC15-45mmF3.5-5.6:動画にも強い、軽快なズームレンズ

広い景色を撮る広角から、少し被写体に寄るポートレートまでカバーできるので、旅行やお出かけにこれ1本あると非常に便利です。
手ぶれ補正(OIS)付きなので、ボディ内手ぶれ補正がないX-E4でもブレの少ない動画を撮りやすくなります。ぼくはレンタルで試して、使い勝手の良さに2ヶ月借りたほどです。
»FUJIFILM X-E4 × XC15-45mmF3.5-5.6
X-E4で実際に使ったMFレンズ

X-E4のクラシカルな佇まいは、オールドレンズとの相性がいいです。
上の4つは少し高価ですが、下の2つは中古で5,000円前後(購入当時)で見つかることもあり、初めてのオールドレンズ遊びに向いています。
マウントアダプターが必要なぶん少し長くなりますが、X-E4のボディが薄いので気になりにくいです。
»FUJIFILM X-E4におすすめのオールドレンズや現行MFレンズ
MINOLTA M Rokkor 40mmF2

価格は以前の相場で5〜6万円ほどと安くはありませんが、所有欲を満たしてくれる特別な一本です。
»FUJIFILM X-E4 × MINOLTA M Rokkor40mmF2
CarlZeiss C Sonnar 50mm F1.5

ぼくが愛してやまない、一度使うと手放せなくなるレンズです。
»『CarlZeiss C Sonnar T* 50mm F 1.5 ZM』レビュー
コスパ最強の中華系MFレンズに挑戦

最新レンズのようにカリカリに解像するわけではありませんが、どこか懐かしい描写が雰囲気を出してくれます。新品でも安く、オールドレンズのようなテイストを手軽に味わえます。
»X-E4に似合う中華系MFレンズ2本。25,000円で買えました!
TTArtisan 25mm F2:8,000円台で買える驚きのクオリティ

個人的にかなり推したいレンズです。MFに抵抗がない方なら、一度試してみてほしいですね。
ぼく自身もすっかりお気に入りで、「本当に買ってよかったな」と心から思える一本です。

7Artisans 35mm F1.2:圧倒的なボケ感を格安で

描写には大満足しています。同じスペックの「NOKTON」などとは、価格差が5万円ほどありました。
「まずはF1.2の大きなボケを体験してみたい」方に向いています。金属鏡筒の見た目もかっこいいですよ。

普段、ぼくはフィルムシミュレーションの「クラシックネガ」をあまり使わないんです。
でも、このレンズが持つレトロな描写とクラシックネガの色合いは、不思議なほどマッチすると感じています。
X-E4と一緒に揃えたいおすすめアクセサリー
まずは揃えておきたい基本アイテム
全てを揃える必要はありませんが、保護フィルムと予備バッテリー、そしてホットシューカバーは最初に買っておいて損はないと思います。
X-E4のデザインを引き立てるカメラストラップ

ほかの装着例は、次の記事も参考にしてください。
»フジフイルムにおすすめのオシャレなカメラストラップ9選【革ストラップ多め】
ULYSSES(ユリシーズ):上質な革の丸紐ストラップ

これが本当にX-E4に似合ってかっこいいんです。職人さんが丁寧に作っている本革ストラップとしては、良心的な価格だと思います。

気になる方は、カバーを切ってしまうのも手かもしれません。見た目の相性はいいので、おすすめです。
ROCK’N ROLL(ロックンロール)ストラップ:薄くてスタイリッシュ

X-E4の四角い金具に取り付けても、見た目がすっきりまとまります。

苦労して取り付けるだけの価値はある、X-E4によく似合うストラップです。
»Yahoo!ショッピングでROCK’N ROLL(ロックンロール)ストラップをチェックする
»ROCK’N ROLL(ロックンロール)ストラップ Classicを買いました
FUJIFILM X-E4のカスタム設定

ボタンが少ないX-E4だからこそ、自分好みの設定が大切です。よく使う機能をタッチパネルやFnボタンに割り当てると、操作性が大きく改善します。

具体的な設定方法は、30分ほどの動画で詳しく解説しています。
必要な機能だけを指先に集めれば、使わない機能は気にせずに済むようになります。
»FUJIFILMのカメラを楽しく使いやすくするためのカスタマイズまとめ【X-E4編】
フィルムシミュレーションのカスタム設定レシピ
細かい数値を調整してカスタム登録すると、もっと自分好みの色作りが楽しめます。動画では、ほかのフィルムシミュレーションのおすすめ設定も紹介しています。
人を撮るなら、あとで明るさを調整できるようRAWでも保存しておくと安心です。動画のレシピは、撮って出し(JPG)でもきれいに仕上がるよう工夫しています。
手ブレ補正付きレンズで、X-E4の動画撮影を快適に
X-E4は動画メインのカメラではありませんが、4Kと自撮りできるモニターを備えています。録画ボタンがないこととボディ内手ブレ補正がないことを設定とレンズで補えば、動画も撮りやすくなります。
先ほど紹介した「XC15-45mm」は、動画撮影の相棒として心強いレンズでした。
上のYouTube動画は、写真と動画を組み合わせた短い作例です。どんな風に撮れるのか、ぜひチェックしてみてください。
»FUJIFILM X-E4とXC15-45mmで動画を撮りやすいか試しました
ついつい撮りたくなるシャッター音
X-E4で撮影した作例ギャラリー


迷いやすい「X-E4」と「X100V」を徹底比較

| X-E4 | X100V | |
| サイズ | 幅:121.3mm 高さ:72.9mm 奥行き:32.7mm | 幅:128.0mm 高さ:74.8mm 奥行き:53.3mm |
| 質感 | 軍艦部はよく見るとチープ | 高級感あり |
| デザイン | フルフラットデザイン | グリップあり |
| 操作性 | ISOダイヤルなし 操作性はX100Vに劣る | ISOダイヤルあり |
| モニター | 180°チルト可・ 自撮りもできる | チルト可 |
| 動画撮影 | 動画レリーズボタンがある | 手ブレ補正はない でもなぜかブレが少ない |
| 拡張性 | レンズ交換できる | 拡張レンズ (コンバージョンレンズ) |

「X-E4とX100V、どちらを買うべきですか?」という質問をよくいただきます。選ぶ前に、次の3点を考えてみてください。
スペック以上に大切なのは、自分のライフスタイルに合うかです。重くて持ち出さなくなっては意味がありません。
»X100VとX-E4を比較!おすすめはどっち!?スペックだけじゃない使用感を語ります
上位機種(X-T4)を持っているぼくが、X-E4を買った理由

ぼくはX-T4を持っていても、X-E4をメインカメラとして迎え入れました。形も用途も違うので、比べる対象ではないと感じています。
同世代のセンサーなら、上位・下位で写りに差がないのがFUJIFILMのいいところです。そのあたりもYouTubeで話しています。
兄弟機? X-E4とX-Pro3の違いを比較

| X-E4 | X-Pro3 | |
| サイズ | 幅:121.3mm 高さ:72.9mm 奥行き:32.7mm | 幅:140.5mm 高さ:82.8mm 奥行き:46.1mm |
| 質感 | 軍艦部はよく見るとチープ | 高級感あり デュラテクト素材 |
| デザイン | フルフラットデザイン | グリップあり |
| 操作性 | ISOダイヤルなし 操作性はX100Vに劣る | ISOダイヤルあり |
| モニター | 180°チルト可・ 自撮りもできる | Hidden LCD 逆パカのようなチルトモニター |
| ファインダー | 0.39型有機ELファインダー 約236万ドット 視野率約100% | OVF/EVF 0.5型有機ELファインダー 約369万ドット |
| 動画撮影 | 動画レリーズボタンがある | 4K30P |
| スロット数 | SDカード1枚 | SDカード2枚 |
| 拡張性 | レンズ交換できる | レンズ交換できる |
2機種の大きな違い
どちらも所有して感じるのは、どちらか一方が圧倒的に優れているわけではないということ。軍艦部の質感などは違いますが、ソフトウェアや写りに大きな差は感じません。
むしろ、X-E4の方が新しい機種なので、端子類のカバーの作りなどはX-E4の方がしっかりしている印象を受けます。
フラッグシップ機と、エントリーを兼ねた独自の立ち位置
昔はX-EからX-Proへステップアップするのが定番でしたが、今はX-Eシリーズが「ミニマルさ」で独自の立ち位置を確立しています。価格差は10万円ほど(以前の掲載時)あっても、どちらのスタイルが好きかで選んでいい時代です。
Xシリーズの箱型(レンジファインダー風)カメラ比較まとめ

Xシリーズの中でも、出っ張りのない長方形のカメラたちを比較してみました。レンズ一体型のX100シリーズや一眼レフ型も含めて選び直したい方は、FUJIFILMカメラの総合ガイドで用途別に整理できます。
X-E4を買って本当に良かったと感じるポイント
小さくて可愛いカメラは、気軽に持ち出したくなります。重くて持ち歩かなければ、高いカメラも宝の持ち腐れです。
「またシャッターを切りたい」と思わせる感触は、カメラを長く愛せるかの大事なポイントです。
あえて挙げる、X-E4のイマイチなポイント

致命的な欠点はありませんが、このサイズのままボディ内手ブレ補正があれば最高でした。
もし「ダイヤルをグリグリ回して素早く設定を変えたい」「握りやすい深いグリップが欲しい」という方は、同じ性能を持つ「X-S10」などを選んだ方が幸せになれるかもしれません。
中古X-E4を買う前の注意
価格高騰中だからこそ、信頼できるお店選びを
すでに廃番で、中古を探すしかありません。
相場が上がったのは、カメラ業界の値上げと廃番による人気の高まりが重なったためです。いまの相場は販売店で確かめてください。
お店選びが難しいなかで、ぼくが安心して使えるショップを2つ挙げます。
他にも購入手段はありますが、あえて外している理由も参考までにお伝えしておきますね。
こうしたお店でも、入荷するとすぐに売り切れることがあります。
迷ったら、まずはレンタルサービスで試すのがおすすめ
サブスクなら、借りてみて合わなければ別のカメラに交換できます。

»FUJIFILM「クラシッククローム」をもっと楽しむ。4つのカスタム設定比較
»【作例あり】X100Fで「クラシックネガ風」を再現。懐かしい空気感を作るカスタム設定レシピ
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