FUJIFILM XF50mmF2 R WRを3ヶ月使ってみて、すごくお気に入りのレンズになりました。子どもがいるぼくには、軽さとX-T4につけたときのAFの使いやすさが魅力です。
意外と出番が多いのは、動画の物撮り。中望遠らしく被写体を切り取り、背景を柔らかくぼかせるところが気に入っています。
一方で、室内で人や周囲を広く写したいときは、被写体から離れるスペースが必要です。写真と動画の作例を見ながら、この距離感が自分の撮り方に合うか確かめてみてください。
▼おすすめしたい方やシーン
こんな方におすすめのすごく使いやすいレンズです。
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XF50mmF2 R WR スペック、特徴
| 名前 | FUJIFILM XF50mmF2 R WR |
| 焦点距離(35mm換算) | 76mm相当 |
| 開放F値 | F2 |
| 最短撮影距離(撮像素子面から) | 39cm |
| 最大撮影倍率 | 0.15倍 |
| フィルター径 | 46mm |
| サイズ | 60.0mm × 59.4mm |
| 重さ | 約200g |
| 防塵防滴 | 対応(WR仕様) |
| 絞り羽根 | 9枚(円形絞り) |
76mm相当の画角は、人物や物の一部分を切り取るのに向いています。約200gと持ち出しやすい一方、室内で広い範囲を写すには後ろへ下がれるかが選ぶポイントです。
仕様の出典:FUJIFILM公式のXF50mmF2 R WR仕様。質量はレンズキャップ・フードを含みません。
デメリット
メリット
XF50mmF2の写真作例

まず写真の作例から紹介します。
普段から50mmばかり使っているわけではないんですが、たまに使ってみるととても良い雰囲気。





解像感が高く、開放F2からすごくきっちり写る印象です。
背景のボケは結構滑らかで、少し古いレンズのようにグワングワンとなったり暴れ散らかしている感じにはなりにくい、比較的優等生感のあるレンズかなと思っています。



玉ボケは少し流れるような感じはありますが、モヤモヤするわけでもなく綺麗。


絞ったときの作例は空くらいしかありませんが、少し遠くの空を切り取ったりするのもおもしろい焦点距離だと思います。
動画の作例

意外と役立っているのが動画のブツ撮り撮影です。


最短撮影距離は撮像素子面から39cm。物の形や雰囲気を見せる動画では、ぼくには十分近づけると感じています。
ただし、最大撮影倍率は0.15倍。小さなものの細部を大きく写したいときには、もう少し寄りたくなるレンズです。
日常動画やVlogではほぼ使っていませんがブツ撮りのためにはかなり使えるレンズです。
背景のボケが良い感じに柔らかくなることはもちろんですが、被写体をよりピックアップして紹介したいときなどにはすごく役立ちます。
開放付近で撮影していても結構ピントははっきりしているので、背景ボケボケの物撮り動画もなかなかいい雰囲気だと思います。
XF50mmF2の機能面・スペック・外観

実用的な部分でいえば、オートフォーカスの速さ、正確性、そしてコンパクトさや軽さが重要かと思います。
個人的にはこの辺りのスペックはすべて満足していて、X-T4につけたときの使用感は最高に満足しています。
AF駆動音も昔のレンズのようにジーコジーコ言わず、静音設計なのですごく使い勝手がとても良い感じ。
ボディが新しいのでオートフォーカスに不満がないだけなのかもしれませんが、とても使いやすいレンズです。
最短撮影距離付近を狙おうとすると少し迷うときもありますが、基本的にはフジのレンズにしてはオートフォーカスは速いと感じます。




見た目は23mmF2、35mmF2のデザインを採用した設計で軽くてコンパクトなF2シリーズの50mm版という感じです。
レンズの口径は小さくなりますが、先端に向けて少し細くなっているこの形がぼくは結構好みだったりします。
レンズの重さは200gとすごく軽いのでProシリーズにつけてスナップをするのもすごく楽しいレンズだと思います。(X-Pro2買い戻したい)
ちなみに防塵防滴、-10℃まで耐えることができる設計なので、ボディも同条件ならば多少厳しい条件でも使えそう。
23mmは正直X100Vのほうが満足度が高かったので売ってしまいましたが、F2シリーズの使いやすさはめちゃめちゃおすすめです。

▼動画で見るとわかりやすいところ(時間のところをクリックすると動画に飛びます)
56mmと比較。50mmを選んだ理由

50mmを選んだ理由はコンパクトさと質量と安さです。
子どもがいるぼくは軽く使いやすい50mmが最適解だと思っています。
購入時に比較したのは、旧型のXF56mmF1.2 RとXF56mmF1.2 R APDです。現行のXF56mmF1.2 R WRとの比較ではありません。
知人にも56mmを選ぶ方が多い印象で、50mmのF2はその陰に隠れがちというか、ぼく自身あまり選択肢に入ることもなかったレンズなんですよね。
でも買ったのは比較していくうちに50mmがかなりお得で使いやすく魅力的なレンズだとわかったからです。
以下の価格は、ぼくがXF50mmF2の購入を検討した当時の比較値です。現在の販売価格ではなく、当時の予算判断の記録として残しています。
| 項目 | FUJIFILM XF50mmF2 R WR | FUJIFILM XF56mmF1.2 R | FUJIFILM XF56mmF1.2 R APD |
| 購入検討当時の価格 | 45,000円 | 93,000円 | 152,000円 |
| 重さ(約) | 200g | 405g | 405g |
| 最大径×長さ (mm・約) | 60×59.4 | 73.2×69.7 | 73.2×69.7 |
質量はレンズキャップ・フードを除き、長さはマウント基準面からレンズ先端まで。仕様は各機種のメーカー資料によります(XF56mmF1.2 R APDの取扱説明書)。
質量はXF50mmF2 R WRが約200gで、旧XF56mmF1.2 RとAPDはどちらも約405g。ほぼ倍くらいで、長さも56mmの2本が約10mm長くなっています。
当時のお値段も大きな違いでした。50mmが45,000円、旧56mmが93,000円、APDが152,000円という比較だったので、ぼくには50mmが選びやすかったんです。
APDを使っている方の評価はめちゃくちゃ高いですし魅力も感じました。
でもオートフォーカスがかなり迷うという意見もよく見かけるので子どもがいるぼくが使うレンズではなさそうだなと思いました。そして正直高すぎるなと…。
▼ちなみに56mmのレンズを昔借りたときに撮った写真はこんな感じ。

夜だけだったけどF1.2はやっぱりすごかった。しかもこのときX-E1につけていたんですけど、全然いい感じですよね。
ボディは動画撮らんならなんでも良さそうな気さえもしてくるほどの写り…。
個人的に大事なポイントを比較するとこんな感じでした。
▼再びXF50mmF2 R




というわけで、もしポートレートにも使えそうで安くAFが速いレンズが欲しいという方はぜひ50mmのF2をご検討いただければ嬉しいです。
ちなみに、ぼくが50mmを中古で購入した当時の価格は33,000円くらいでした。現在の中古相場を示す金額ではありません。
23mmとトントンで入れ替えることができたのでめちゃくちゃ満足しています。
50mmの画角が自分に合うか迷ったら、Xマウントのレンズを用途から選ぶも参考にしてみてください。
もう少し広く写せるF2シリーズも気になる方へ:XF35mmF2 R WRのレビュー。
小型ボディとの組み合わせを考える方へ:FUJIFILM X-E4の完全ガイド。
